工房について

工房の手しごと

染
輝く。強く、そして美しく。 ─ 『藍』 と 『貝紫』 ─
藍染め、貝紫染めは空気に触れて色を放つ、少し不思議な染料です。
勝負は一瞬。その瞬間を最高のものにするために、最良の準備と判断を。
1年365日、藍との対話を欠かしません。
織
実直に向き合う、人の手がある。 ─ 手織りの力 ─
人の手で織られた美しさ、肌触り。直接感じてみてください。
スピードと品質が求められる中で、絣や花織をコツコツと。
手機と一体となり、何時間も自分と、糸と向き合い続けた成果がそこにあります。
蚕
10,000 → 1 の意味すること。 ─ 純日本産 小石丸 ─
私たちが育てるのは、原種と言われる『小石丸』。皇居でも養蚕されています。
細心の注意で育てた蚕は俵型の小さな繭、極細の糸を創ります。
織り上げられる1枚の反物。その源は、10,000頭のお蚕さんです。

工房のひと

◆ 伝統工芸士 ◆

秋山 眞和
秋山 眞和
綾の手紬染織工房の創設者であり、多くの受賞歴を持ちますが、それを全く感じさせない親しみやすさが魅力のひとつ。職人としての経験、知識、ひらめき、そして熱意から生まれる作品は国内外から高い評価を得ています。
北原 広子
北原 広子
機織りと携わり50年余り。織りに関する技術と感覚には驚嘆の声も多い。美しさと愉しさを併せ持つ作品を日々織り上げています。

綾 町

綾町イメージキャラクター「もりりん」
「照葉 樹林都市 綾」 
AYA : the Biosphere Reserve
日本最大級の照葉樹林が町を支える、宮崎県綾町。
1988(昭和63年)に「自然生態系農業の推進に関する条例」し、30年近く有機農業の町として、また手作りの里・工芸のまちとして発展してきました。
「日本で最も美しい村連合」に加盟しており、2012年には国内で5カ所目となるユネスコエコパークにも登録され、その森の美しさが世界からも評価された多くの魅力あるまちです。

綾の手紬染織工房も、この豊かな自然と日本の名水百選にも認定される水の恩恵の元に育っています。

綾町:https://www.town.aya.miyazaki.jp/

工房のあゆみ

「沖縄から、宮崎へ」
綾の手紬染織工房のルーツは沖縄にあります。
秋山眞和の父常磐は、大正時代に染織業を興します。しかし戦争による疎開や工場の焼失を経て、戦後宮崎にて再出発をすることになりました。
息子の眞和はその後、宮崎独自の織物を目指し、恵まれた自然、そして糸偏のつく綾町へと移り住みます。
「綾の手紬」を創製したのは、1966年のことでした。

1921年(大正10年):秋山常磐、染織業を展開
1927年(昭和2年) :撚糸業を併設。首里上布を開発。
1940年(昭和15年):沖縄県織物組合理事長となる
1944年(昭和19年):8月 太平洋戦争状況悪化のため、郷里福岡県田主丸町に強制
10月 戦火により無人の那覇市の向上を罹災。沖縄での全てを手放す
1951年(昭和26年):宮崎で染織業再開
1961年(昭和36年):秋山眞和へ染織業引き継ぎ
1966年(昭和41年):宮崎県綾町にて”綾の手紬”創製

以下、秋山眞和プロフィールへ