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藍の最も古い染色法は 藍葉の汁で染める「生葉染め」です。 しかし生葉は保存できないので、染色できる期間が限られています。 染料として保存するために『沈澱法』と『すくも法』の二通りの方法があります。『沈澱法』とは、水槽に入れた生葉から溶けでた藍の成分を石灰で沈澱させる方法です。『すくも法』は、刈り取った葉に水をかけ、繊維発酵させて貯蔵します。こうやって作られるものを「すくも」と言います。すくもは黒い堆肥状のもので、乾燥するとただの土のように見えます。
日本などの温帯では藍葉が一斉に成熟するのと、色素の含有量が熱帯に比べて少ないため『すくも法』が発達しました。すくもの産地としては徳島が有名で、工房でも徳島産のものを使っています。
さて、「青は藍より出でて藍より青し」の意味は分かりますか? 染料のすくもの色よりも、それで染めた青色の方が美しい、つまり元の状態よりも良いものが生まれてくるという意味なのです。 当時の中国ではこの様な例えに使われるほど藍染めが普及していたのでしょう。
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